セーケのほぼ毎日コラム

ダイエット。

 体力の低下を強く感じたこともあり、まずはダイエットだと思うのだが、どうやればいいのか分からない。よく言われるのは、炭水化物をやめればいいとか脂肪は大敵、タンパク質を摂ればいいというもの。はたして本当なのだろうか。

 肥満気味な人だけでなく、日常生活における炭水化物:脂肪:タンパク質の一般的な摂取割合が6:2:2と言われている。これをを2:2:6の割合にしてタンパク質を多くで摂るといいと聞くこともあるが、これも怪しい。そこで調べてみることにした。

 ダイエットの本は多くあるが、じつは、昨今のことではなく、なんと錬金術の頃から語られていた。正確には副次的にダイエットにつながるのであり、本来の目的は別のところにあった。

 その目的とは、『毒』の研究なのだ。

 毒がからだを壊せば結果として痩せる。そりゃあそうだ。お酒を飲んで痩せたという人もいるが、これはお酒が毒になっているというわけだ。

 ここで前述の炭水化物、脂肪、タンパク質について掘り下げてみると面白いことが分かった。これらは燃焼してからだに取り込まれるのだが、燃えるからには排出もある。排出先は体内だ。ここに注目した書籍は少ないというかほぼ無いし、ダイエットの指南で聞いたことも無い。

 炭水化物と脂肪の場合、燃焼後に排出するのは二酸化炭素と水。つまりは大気解放されてしまうわけで、からだの害にならない、いわばクリーンエネルギーにようなものだ。

 問題はタンパク質。タンパク質は、生命必須の構成物質であるアミノ酸の高分子化合物なのだが、これが悪さをすることがある。簡単に言えば、炭水化物や脂肪の燃焼後の大気解放とは違い、燃えかすが体内に溜まってしまうのだ。

 よく炭水化物をやめてプロテインなどによりタンパク質を多く摂取するのがいいと言う人もいる。これは確かに痩せるのだが、中には顔色が悪い人がいる。つまり、燃えかすが毒となって体内に溜まってしまうことで痩せるわけで、これでは健康とは言えない。タンパク質偏重ダイエットで肌が荒れている人も多いし、よくボディビル系の人が色を黒くするのは顔色の悪さを隠すためなのかと思ってしまう。

 では、どういう割合で摂取するのがいいのかだ。ここで注目したのが人類ホモサピエンスの食生活の原点。これは遺跡の発掘などにより解明されている。それによると、炭水化物:脂肪:タンパク質の割合が、なんと4:2:2の割合だった。炭水化物が多いのだ。考えてみれば、この割合こそ和食そのもの。いつものご飯を2/3にするだけで「毒作用」抜きで、つまり、健康なままからだを絞ることができるというわけだ。

 もちろん、寿命がはるかに違うという意見も了解している。が、同様の食生活の中で徐々に伸びているわけなので、寿命論争は無視とする。メシを食べる。魚を食べる。豆腐やおからを食べる。肉を食べる。からだを冷やさない温野菜を食べる。あれ、いつもと変わっていないぞ。なるほど、毒にならない程度に量を減らせばいいんだ。これがバランス。簡単じゃん。